クレタ島の旅Vol.1
2025年01月09日投稿
■4年ぶりに実現したギリシャの旅
2020年4月に予定していたギリシャの旅。一度はコロナで中止になりましたが、4年たってやっと開催となりました。
ギリシャの食材&ワインを輸入販売する有限会社ノスティミアのフラギス由美子さん&サナさんと出会ったのは20年ほど前になります。
サナさんにギリシャを案内していただいたのは18年前、2006年の4月でした。
当時はまだ私も若くて体力があり、あれもこれもと強行軍の旅でしたから、クレタ島は1泊2日だけでした。その時に訪ねた、山の中にある山羊の農家は、ゴツゴツした岩肌にキャロブ(いなご豆)やイチジクの古木があり、ハーブが生い茂り、まるで山羊たちの楽園のようでした。また岩肌に地元の山羊を見つけて、目が釘付けになったことも懐かしい思い出です。
地元の人たちが「ドッピア」と呼ぶ山羊は「ローカル」という意味でした。
山羊乳のヨーグルトはテラコッタ入り。山羊乳製のヨーグルトのおいしさに感動!
羊の群れともすれ違い、彼女らが通り過ぎるのを車を止めて待ったことも懐かしい!
※以上3点の写真は2006年当時のもの
■ワイナリー「ドメイン・パパイヤナコス Papagiannakos」訪問
トルコ航空、イスタンブールでトランジットしてアテネに着いたのは2024年6月2日
早朝でした。ホテルに荷物を預けてオプショナルツアーに参加。フラギスさんのビジネスパートナー、ドメイン・パパイヤナコスを訪問しました。18年前にも訪ねたことを思い出します。
2019年に設立100周年を迎えたドメイン・パパイヤナコスは4代続く家族経営のワイナリーです。品質にこだわり、意欲的な生産者です。
テロワールにこだわる畑を案内していただきました。樹齢60~70年の葡萄の木は15m以上も根が延びているそうです。
古代ギリシャを感じて深呼吸!北からの風が心地いい!
教会の前にあるピスタチオの木には実がしっかりとついていました。
試飲は10種類!ワインに合うチーズもたっぷりあって大いに楽しみました。
いよいよピレウス港からクレタ島イクラリオに向けて出航です。
船内のレストランで伝統のグリークサラダ、タコのグリル、ムサカを楽しみました。
4代目のステファノ・パパイヤナコスさんと100年前に植えられたサヴァティアノ種
教会の前にあるピスタチオ
10種類もテイスティング!
チーズとピスタチオもたっぷり!
ステファノさんの夢溢れるお話とテイスティングで夢心地
早朝に到着して、酔いがまわります。
船内のレストランで、左からグリークサラダ、タコのグリル、ムサカ



■翌日は、クノッソス宮殿とリララキス・ワインズ Lyrarakis Wines
クレタ島は地中海で5番目に大きい島。兵庫県とだいたい同じくらいの面積ですが内陸には2,000メートルを超える山々があり、森林、渓谷があり、美しい海岸線があります。
クレタの最大の都市がイクラリオンです。
翌日の2024年6月3日は、まずクレタ式朝食をしっかり楽しんで、そのあとは、クノッソス宮殿と遺跡の見学からスタートです。ミノア文明は紀元前3,000年から紀元前1,400年ころまで栄えたといいます。
ギリシャ神話に登場する頭が牛で体が人間のモンスター「ミノタウロス」を閉じ込める迷路があったと言われます。想像がつかなく、すごい!とため息ばかり。
クレタ式朝食を楽しみました



クノッソス宮殿
クノッソスをあとに、リララキスワインズ(Lyrarakis Wines)に到着。
ここは1966年の設立以来、長い間バルク売りをしていました。自らのブランドで瓶詰めを行ったのは1992年。今ではクレタの土着品種と国際品種を使用した高級ワイン造りのリーディングカンパニーとして、またクレタの古代品種を蘇らせた生産者として地元でも、国外でも注目されています。生産量の約40%を輸出していますが、日本でもファンが多いのはフラギスさんファミリーのおかげです。
テイスティング&ランチはぶどう畑の中にあり、風が心地いい。メモも忘れて、飲んで食べて楽しい時間が流れていきました。
ぶどう畑の中の食卓
テイスティングとランチタイム。風が心地よく、リラックス。
よく食べてワインも会話も弾みます。








18:00クレタ島第3の町、レシムノに到着
ホテルは海に面していて、夕食までビーチでのんびりです。
気分はすっかりとリゾート。夕食はシーフードをたっぷりと楽しみました。
海に面したビーチホテル。クレタ一泊目ですが、きれいなリゾートでした



シーフードをたっぷりと味わいました。
朝食はフルーツとヨーグルトもチーズもたっぷり!



チーズのことは、次回にたっぷりお伝えしますね。